症例

口腔粘膜疾患

歯肉が痛く、しみて食べられない。

特殊な口腔粘膜疾患の一例です。
病名は口腔粘膜扁平苔鮮です。
初期症状としてはお醤油・塩などの刺激物に対してしみたり、痛みを感じるというものです。
原因は現在でもはっきり分かっていません。
厚生労働省により難治疾患に指定されています。
口の中の種々の金属によるアレルギー・中毒説、女性ホルモンの分泌異常などの説が言われています。
実際に口の中の粘膜・歯肉が赤くただれたように見えます。
歯周病も進んでおり、症状を憎悪させる原因の一つと考えられます。

確定診断には組織検査が必要になる場合もあります。

最終的にはコーヌス クローネという特殊な義歯で機能回復を図りました。
治療期間は7年に及ぶものでした。

治療前、初診時の状態と7年後(治療終了後1年)の状態です。