SUGAI DENTAL CLINIC KAMAKURA
歯周病治療 Periodontal disease treatment
いいかえればすべての歯科治療を、
QOL(Quality of Life)の向上に有効なものとするためには健康な歯周組織(歯肉・歯槽骨など)を回復させ、維持することが絶対に必要な条件と考えます。
現代社会において生活習慣病の一つとされ、様々な全身疾患との深い関連が報告されている歯周病の治療は正確な診査・診断からはじまらなければなりません。その結果を基に治療計画を立案し治療をスタートさせます。
歯周病の治療に際し、一番重要で最初に行う事は『何故、歯周病に罹患したか』その原因を理解してもらう事です。原因を理解していただくことができれば治療効果は満足いくものとなるでしょう。逆に原因を理解していただけない場合、その結果は決して満足のいくものとはならないでしょう。
治療の内容は歯の面についたプラークや歯石をすべて取り除く必要があります。
また、症状に応じて歯の噛み合わせの調整や歯の揺れをとめるために歯を連結することもあります。
歯肉炎の状態ならば最低3ヶ月、8~10回の治療でよいでしょう。
進行した歯周病のケースでは小さな手術や歯周組織再生誘導療法が必要となることもあります。
治療回数や日数は病気の状態や程度によって異なります。
歯周病の場合は最低6~18ヶ月、12~32回以上の通院が必要となります。
これらの通院回数は病気の状態や程度によって大きく変わりますので、担当医に詳しく聞いてください。
治療後、効果の判定を行ったのちに健康な状態が維持できていれば定期的なメインテナンスに移行し、歯周病の管理を行って再発の防止につとめます。
しかしながら、口の中から歯周病の主たる原因である細菌をなくすることは不可能ですから、歯周病は常に再発する危険性があることを理解しておいて下さい。
歯周病の治療や予防を行うためには患者さんとわれわれのチームワークが必要です。
患者さんにお願いしたいことは、歯周病の原因であるプラークを取り除くための自己管理を怠らないでいただきたいという事です。私たちも最大限の努力を惜しみません。
患者さんの協力無しでは歯周病の治療は成功しませんので積極的に治療に参加してくれるようお願い致します。
初診カウンセリング
歯周病と判断された場合
歯周病でない場合
位相差顕微鏡による細菌学的検査
初期治療
再評価
改善が認められ予後の良い場合
改善が認められない場合
歯周外科処置
菌周組織再生誘導療法
再評価
最終補繳如置
メンテナンスプログラムに移行
メンテナンスプログラムに移行